パワロン®-EC軽量帆布
- ・トラック平シート
- ・新開発 高強力ビニロン KURALON K-II®使用
- ・従来の軽量帆布より、さらに軽量化を実現!
一般的な80m²のシートを作成した場合、弊社E5と比較して約11kg軽量化されます。
※幌には適していませんので、ご使用をお控ください。
カラーラインナップ
- G(グリーン)
- O(オレンジ)
- ブルー
規格
・巾×長さ / 103cm×50m(乱)
・カラー / グリーン・オレンジ・ブルー
性能
項目 | パワロン®-EC |
---|---|
巾×長さ (cm) (m) | 103×50(乱) |
厚さ (mm) | 0.47 |
質量 (g/m2) | 390 |
引張強さ (N/3cm) | 1655×1645 |
伸び率 (%) | 16×27 |
引裂強さ (N) | 77×98 |
耐水圧 (mm・H2O) | 1500以上 |
- ※上記数値は標準物性値であって保証値ではありません。
- ※新計量法に基づく国際単位系(SI)を表示。
- 測定方法
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厚さ JIS L 1096 質量 JIS L 1096 引張強さ JIS L 1096A法
(ストリップ法)伸び率 JIS L 1096A法
(ストリップ法)引裂強さ JIS L 1096AI法
(シングルタンク法)耐水性 JIS L 1092A法
(低水圧法)
取り扱い上の注意
- 品番別主用途
- 膜材料は、商品毎に下記の用途を想定して生産しておりますので、下記の用途以外に使用の際は製造元又は販売元にお間合わせください。
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- 一般膜材料
品番 E2 E4-EC E5-EC E65-EC E70-EC E100 パワロン®-EC 主用途 船舶用ハッチカバー トラックシート(6t超)、トラック幌(6t超) トラックシート(2~6t)、トラック幌(2~6t) トラックシート(2t未満)、トラック幌(2t未満)
野積シート、屋形テント集会用テント トラックシート(2t超)、トラック幌(2t超) トラック平シート(2t超) - 特定膜材料
- 養殖水槽用途には、(財)日本食品衛生協会の試験に合格している膜材料を使用してください。
- テント倉庫用途には、国土交通省にて登録されている膜材料を使用してください。
- 船舶ハッチカバー用途には、(財)日本船舶用品検定協会の試験に合格している膜材料を使用してください。
- 防炎加工品が必要の際は、(財)日本防炎協会の試験に合格している膜材料、もしくは防炎製品認定を取得している膜材料を使用してください。
- 一般膜材料
- ロットNo.による品質、出荷管理について
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- 膜材料(原反)には、ロットNo.がサイドラベル(片側)に記載されております。
- ロットNo.で品質、出荷管理をしておりますので、膜材料のロットNo.を必ず記録、保存してください。
※膜材料のロットNo.の記録がない場合、製品に問題が生じても膜材料の品質証明を行う事が困難になります。 - 品質には万全を期しておりますが万が一問題が生じましたら、ただちに製造元または販売元に膜材料の品番とロットNo.を必ず連絡してください。
- 縫製上の注意
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- ライスター、パフ等の熱融着による接合の際は、臭気が発生しますので、必ず作業場を換気してください。
- 高周波ウェルダーで溶着する際は、溶着部分に通電性を有する物質が付着していると、稀にスパークを起こすことがありますので、ウエルダーバー及び膜材料の溶着部分に付着物の無い状態で溶着してください。
- 膜材料が鉄骨等と直接接触する部分には、必ず補強をしてください。
- 膜材料縫製品使用上の注意
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- 膜材料は、はためくと防水樹脂の亀裂及び剥離が生じ防水性能の低下により漏水することがあります。使用時には、はためかないように十分固定してください。
- 膜材料は、使用条件によっては内外温度差等により膜材料内面に露が発生して保管物、積載品等を濡らすことがあります。綿帆布等の通気性及び吸湿性の良い物を内張材として使用してください。
- トラックシート(平掛シート)の場合は必ず2枚重ねて使用してください。
- 縫製品を安全に使用していただくためには、定期的に点検を実施してください。その際に膜材料の防水樹脂がはがれたり、基布が見えたり、破れを発見した場合は、ただちに使用を中止し、補修してください。
- 廃棄について
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膜材料及び膜材料縫製品を廃棄される際は、下記の方法で処理してください。
- 廃棄物処理法、都道府県条例等に従って処理してください。
- 許可を受けた産業廃棄物処理業者に処理を委託してください。
- 「パワロン®-EC」帆布の縫製上の注意
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「パワロン®-EC」帆布は生機を構成する原糸が高強力な糸で出来ており、通常の「クラフテル」帆布よりも細い糸を使用しております。この細い糸を高密度で織り上げているために縫製の際には下記のようなことにご注意ください。
- ペケットを取り付ける際に過剰な縫い返しをしないでください。
・同じ個所での縫い返しをすると生機の組織が破壊されることがあり、使用中の破損の原因になります。
・裏面に当て布や補強のテープを入れることがお勧めです。
・クラフテル®補修テープなどで裏面を補強すると破損リスクが軽減されます。 - ペケットを縫製する際にできる細めの縫糸を使用してください。
・ペケットの縫製には20番などの通常より細い糸を使うことにより生機の組織の破壊が軽減されます。 - ベルト構造(帯ペケ)にすることでより破損を防げます。
・押さえのゴムの取り付けをベルト構造にすることにより破損し難くなります。 - センター部分に補強をいれることが有効です。
・荷物やセンターロープが一番あたり易くはためき易いセンター部分、およびキャビンから荷物までの部分に補強を入れることでシートが長持ちします。 - 「パワロン」の特性上3%程度の収縮がありますので、縫製の際にはご注意ください。
- ペケットを取り付ける際に過剰な縫い返しをしないでください。
※「クラフテル」「パワロン」「フレッシュナー」はクラレプラスチックス株式会社の登録商標です。